時給1020円の初老の旅路

初老のオヤジの人生徘徊記

パロマと後悔7

 ひとから聞いた話はまだ続く。スガ吉の頭痛のタネは、毛唐の博打場と盆踊り大会である。どっちも上手く捌きたい。さもなくば、家族の秘密まで晒された自身の進退問題になる。セットで処理すれば、4階でも5階でも担ぎ上げて貰える。生きるか死ぬかしかない。一番うるさい長老のオジキをパロマワクチンの保冷倉庫利権で黙らせて、オジキの盟友モリローをテキヤとの不適切交遊で弾く、代わりのダイヤ郎は下半身問題で言いなりにさせて、一気に盆踊り大会中止に追い込む。上手くいけば、ナミダの盆踊り大会中止でストレスの溜まった村の衆はヤケクソで玉入れなんかやめて、博打場へ。オジキの懐が越えれば万々歳。タニマチが太くなれば、ピンでも充分やっていける。そうなれば、嫌な噂のアベ新復活話も、タダの都市伝説になって、ワクチンを先頭で打った自分が涙なんか無用のエンターテイナーになるぞ!むふふふふふ。ザマァ見やがれ花札野郎!