時給1020円の初老の旅路

初老のオヤジの人生徘徊記

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

スーパーデビュー

紛らわしいタイトルだけど、要するに近所のスーパーでバイトする事になった話。定年が65才まで延長されたけど、サラリーマンは普通には50代で役員の声が掛からなければ、専門職でなければ生殺しみたいなものじゃないかな。自分の場合は色々あって、そんな期…

パロマと後悔10

喉元過ぎれば熱さ忘れる。サーズだかマーズの時は水際と言うより、何だかよく分からない内に終わってしまい、コロナも余り実感の湧かない内に、実は感染広まって、それでも、コメンテーター達がああのこうの適当に騒いで、政治もリーダーシップ発揮出来てな…

パロマと後悔9

世界の覇権を握る寸前の超大国の民族は繁殖能力が高い。羞恥心も季節感も無く交尾を続け、ヒットを飛ばす。民族否、人類浄化作戦は容易い。性欲に溺れ戦果を放棄しても夜襲をやめない徒党と違い、確実に結果を出す民族!世界中に散ってもガンガン繁殖してや…

パロマと後悔8

そのスジの人から聞いた話だが。覚醒剤には例えて言えばバイアグラ的な作用もあって、思っても見ないほど強靭で攻撃的になってしまうことがあるそうだ。だから、年齢、精神、体力、技術、理性などのバランスがくずれ大変な事になっていまう。だが、その魔法…

パロマと後悔7

ひとから聞いた話はまだ続く。スガ吉の頭痛のタネは、毛唐の博打場と盆踊り大会である。どっちも上手く捌きたい。さもなくば、家族の秘密まで晒された自身の進退問題になる。セットで処理すれば、4階でも5階でも担ぎ上げて貰える。生きるか死ぬかしかない。…

パロマと後悔6

お笑いコンビゾウヒデのアベ新は悩んでいた。 このままのジリ貧はどうしても避けたい。自身のヌードル問題も去ることながら、仕事を干され、親友の花札も、春に一緒にゲートボールをラウンドしたきり遊んでくれないし、パロマにこれと言った対策も打てない、…

実はパロマと後悔5

まだ、聞いた話は続く。シルバー世代ばかり乗せたクルーズ船には、超大国の哀しみに包まれた街の話が伝わった。遊び呆けていた老人達は、部屋に籠り哀しみに暮れた。カジノやレストランの売り上げが落ちた支配人、老人達の部屋を個別訪問して、施設利用を促…

コロナと本当は後悔4

誰だかに聞いた話は続く。博士は嫁姑問題に悩んでいた。眼科医である夫は自分の研究に理解はあるが、姑は国家的研究より当家の後継問題を重視して、昼間の仕事よりも夜の営みに言及してくる。ある日、博士は長生きのクスリだと姑を騙し、ムササビウイルスの…

コロナと航海3

これは誰だかに聞いた話。間も無く世界の覇権を奪ろうとしている超大国には、老害と言う悩みがあった。指導部には長老より面倒な御意見の横槍があり、医療技術の進歩により、街には生殖能力の無い元気な老人が溢れ、懐古趣味の文化により社会全体がどんより…